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節分・2月特別御朱印について

梅の花も開き始め、節分の季節となりました。今年は明治30年以来124年ぶりの2月2日が節分になりますのでお気を付けください。太陽の位置でまず立春の日が決まりその前日が節分となるため、次は2025年に2日が節分となるようです。
今年はとても珍しい年ですね。

さて、古くは立春から新年とされていましたので節分は大晦日(おおみそか)にあたります。季節の節目には邪気が入りやすいとされており、節分には追儺(ついな)という鬼祓いの儀式が行われてきました。

当宮でも例年豆まき奉仕者の方に参列いただいて節分厄除け大祭を行い皆さんに拾っていただける撒豆式(さんとうしき、豆まき)を行っておりましたが、本年は新型コロナウイルス感染防止対策のため撒豆式が中止となりました。しかし節分の厄除け祈祷は例年通り行っています。毎日午前9時~午後4時半までが受付で、予約は承っておりませんので当日お越しください。

節分祭のお祭、弓を用いたお祓いの神事、総代のみでの豆まき(※拾えません)は行います。弓の神事は弦を鳴らした音でお祓いをする鳴弦式(めいげんしき)と、桃の木で作った弓と葦の茎で作った矢で天地のお祓いをする矢立て神事がございます。
今年の鳴弦式はお祭後に拝殿で行う事となります。

節分 鳴弦式(めいげんしき)節分、矢立て神事

2月の特別御朱印は2種類ございます。
本年は丑年ですが丑はお祓いに用いられてきました。古くは疫病の流行った際に丑の置物を宮中の門に置きお祓いがなされたり、赤べこという赤い丑の張り子は疫病除けの信仰があります。

新型コロナウイルス退散と本年が良い年であるようにとの願いを込めて、魔除けの意味合いのある籠目模様と赤べこを配した立春大吉の特別御朱印が一枚目です。
梅も菅原道真の天満宮然り、丑と関係のあるこの時期の花で丑年の本年にふさわしい御朱印となっています。

二枚目はかつて宮中の節分のお祓いには方相氏(ほうそうし)という役職の者が、四つ目のお面を付け鉾と盾を持ってお祓いをしました。人には見えない邪気を四つ目で捉え追い払います。
節分の追儺(鬼、邪気祓い)の御朱印で疫病退散の四字を四隅に配置し、コロナに負けない強い気持ちを表しました。まだまだコロナとは戦い続けないといけないかと思います。嫌になることも多々ありますが、明るい兆しを信じて負けずにがんばっていきましょう。

魔除けの意味合いのある籠目模様と赤べこを配した立春大吉の特別御朱印節分の追儺(鬼、邪気祓い)の御朱印

1月の特別御朱印

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
いよいよ年が明けました。昨年はどなた様にとっても大変な一年であったことと思います。今年はコロナから立ち直る年となりますようお祈り申し上げます。

現在コロナウイルスの各種対策をとっております。祈祷に関しても新年祈祷や節分の祈祷等、郵送でも承ります。
お参りの際はマスクの着用をお願い致します。

さて1月の特別御朱印は1月中お出しする「初詣」の御朱印です。
正月にふさわしく金字で書かれており、また御祭神の印も押されています。
古くは嵯峨天皇が疫病が流行った際に紺紙に金字で写経をして、疫病が治まったと言われます。
その故事にならい、先月同様コロナウイルス収束への願いを込めた御朱印と致しました。

また刀剣の両面御朱印をきれいに持ち帰りたいとの声を受けまして、このたび御朱印入れを新たに奉製致しました。
これからは刀剣の両面御朱印をお受けの方にはお付けいたします。(初穂料は変わりません。)また御朱印入れのみ欲しい方はお申し出いただければ初穂料500円にてお出し致します。

御祭神の歌が記された面と4つの紋が記された面がございます。
4つの紋は当宮の神紋菊紋と御祭神が愛したスモモの花の紋、当宮創建に尽力し重要文化財の刀剣も奉納した井伊家の橘紋と井筒紋です。
井伊の赤備えと言われるように井伊家と言えば赤のイメージがありますので、片面は赤を基調と致しました。

分散参拝のために一週間が過ぎた今も縁起物を多めに残してございます。一部無くなってしまったものもございますが、干支のものを飾ると福を招くと言われます。お参りの際にはどうぞご覧ください。

1月の特別御朱印御朱印入れ

御朱印入れ御朱印入れ

12月の特別御朱印

いよいよ12月となり、今年も残すところ一か月を切りました。
今年は全ての方にとって大変な一年となったことと思います。
神社も例にもれず苦しい状況ではございますが、当宮としてできることは信仰的な観点からみなさんと共にがんばっていくことだと思っています。

来月の特別御朱印はそんな思いから「一陽来復」(いちようらいふく)という言葉を選びました。
12月は冬至がございます。冬至とは一年で最も日が短くなる日のことです。逆に言えば、その日を境に日が長くなっていきます。
転じて悪いことが良い方へ好転していくこととなり、一陽来復はこれからどんどんよくなっていくという縁起のいい言葉です。

また当宮に多く自生する赤い実がかわいらしい南天(なんてん)が描かれています。南天は難を転じる縁起のいい植物です。紙も縁起のいい金色を用いています。
来年が良い年でありますように。そんな願いを込めてこの御朱印を考えました。
苦しい事も多い世の中ですが、みなさんでがんばっていきましょう。

また詳細は後日更新しますが、12月10日頃から随時来年の縁起物をお出ししていく予定です。初詣は一月中を目途に分散してお越しいただきたいですが、縁起物がなくなってしまうことが不安な方もおられると思います。そんな方のために12月からお出しすることで、1月は落ち着いてお参りができるのではないかと思います。お出しする縁起物も近々お知らせします。

郵送でご祈祷したお札をお送りする郵送祈祷も行っていますので、「ご祈祷は郵送で、お参りはゆっくりと」等各御家庭にあった初詣のスタイルをご検討いただければと思います。年内にお申込みいただくと正月の特別祈祷札を用いて、新春の一番祈祷にてご祈願致します。(年が変わって初めに行う祈祷)

なお郵送料はご祈祷につける御神酒・絵馬に替えさせていただきますので、別途いただきません。正月祈祷の事前申し込みの紙も12月から境内に出しておきますので、ご希望の方はご利用ください。

12月特別御朱印南天

12月15日は地の神様のお祭日です。地の神様はその土地・家をお守りくださる神様です。家の敷地の北西の方角にお祀りするのが基本となります。
お祭日に合わせてお札・お社を新しくされる方が多いですが、地の神様のご祈祷は毎日行っております。(午前9時~午後4時半受付)
予約は承っておりませんので、当日お越しになりお申込みください。

ご祈祷料(地の神の御札)は3,000円でお社も必要な方は別途5,000円となります。なので両方必要な方は8,000円のお納め料です。
ご祈祷の方は古いお社もお持ちいただいて構いません。本殿向かって右側の黄色い箱にお返し下さい。

地の神様のお祭日地の神様のお祭日

正月期間の混雑緩和の為、来年の干支「丑」の縁起物を例年より早めて12月10日よりお出ししています。丑は歩みは遅いかもしれませんが、一歩一歩着実に前進します。来年は少しずつでもコロナから立ち直っていく年となるといいですね。
社頭に出していないものも可能な限りお出ししますので、お申し出ください。
お写真で一部ご紹介します。

縁起物縁起物

縁起物縁起物

縁起物縁起物

11月御朱印のお知らせ

早くも11月となり七五三の季節となりました。
当宮ではコロナ対策として換気や神主のマスク着用、玉串拝礼を全員での拝礼とする等対策をしております。来年も承っておりますので、ご都合のよろしい時にお参り下さい。

さて、11月8日は立皇嗣の礼が行われます。秋篠宮殿下が次の天皇陛下となられる立場となったことを国内外に示す儀式で、これをもって令和の御代替わりの儀式の締めくくりとなります。

当宮は皇室をお祀りする神社であり、皇室の方の御参拝もいただいた皇室所縁の神社です。そのため昨年の御代替わりの儀式、即位礼正殿の儀、大嘗祭の際には奉祝の御朱印を行ってまいりました。今回も特別に奉祝御朱印を行います。
※金と銀の御朱印は以前のものですので、お出しできません。

また月ごとの特別御朱印は「霜月」で、紅葉、あけび、むべが描かれています。
紅葉は言わずもがなですが、あけびとむべは知らない方も多いかもしれません。

あけびは紫色の果物で、熟すと割れます。味は自然な甘さを感じられるそうです。
むべはあけびとよく似た実を付けます。また成長するにつれて葉の数が3枚、5枚、7枚と段々と枚数を増やしていくことから七五三の縁起木と言われています。昔から愛されてきた日本の果実で、名前は天智天皇がつけられたという皇室ゆかりの果実です。

その他常時お出ししている当宮神宝の「太刀 銘国綱(たち めいくにつな)」の刀剣御朱印もございます。こちらは井伊家により奉納された名刀で、天下五剣といわれる鬼丸を作刀した粟田口国綱が鍛えた刀です。

刀は邪を祓う神聖な力があると信じられ、信仰の対象ともされてきました。災いを祓う刀剣のカード守もございます。

御朱印御朱印

刀剣御朱印太刀真剣守

特別御朱印・七五三のお知らせ

早くも10月を迎え段々と涼しく過ごしやすい季節となりました。食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、みなさんにとっては何の秋でしょうか。
今年の中秋の名月は10月1日です。中秋とは8月の事で旧歴15日の月の事を中秋の名月と呼び、わが国では古くから月を眺めてまいりました。
ちょうどこの時期は収穫の時期でもありますので収穫物やお餅、また秋の七草をお供えしたりします。
※10月1日~4日まで境内にススキを設置しますので、ご自由にお持ちください。

特別御朱印特別御朱印
10月の特別御朱印は中秋の名月で、月と共に秋の七草が描かれています。
秋の七草はハギ、ススキ、ナデシコ、オミナエシ、クズ、フジバカマ、キキョウと言われます。
月にはウサギもいてかわいらしいです。主に巫女さんが考えているのですが、さすが女性らしい視点ですね。
いいねと思ってくださった方は、授与の際など直接伝えていただけますと励みにもなり喜ぶと思います。
また光を通すと紫色が透けて夜の雰囲気を醸し出します。貼る前に一度ごらんになってみてください。

中秋の名月の翌日は十六夜(いざよい)、また旧暦9月13日は十三夜(じゅうさんや)といって同様に月を鑑賞する慣習がございます。
今年の十六夜は10月2日、十三夜は10月29日です。

七五三の準備もできておりますので、どうぞお越しください。
ちょうど新史料館・休憩所が出来たばかりですので、木材の温かみやガラス張りの階段、展望室等も含めお写真を撮るにはよいかと思います。
碁盤の儀の所でもどうぞお写真をお撮りください。
例年11月が混みあいますので、少しでも混雑を避けたい方は10月にお越しになると比較的空いています。
来年になっても承っておりますので、ご都合のよろしい時に御参拝ください。

なかなか大変なこと続きでストレスもたまる今日この頃と思いますが、時には月を眺めて季節の風情を感じることで心にゆとりをもってみてはいかがでしょうか。
季節の変わり目でもありますのでお体にはお気をつけてお過ごし下さい。
七五三七五三

抜穂祭(ぬきほさい)のご案内

暑さ寒さも彼岸までと申しますが、すっかり涼しくなってまいりました。
朝方等は気温も下がりますし風邪をひきやすいのでお気を付けください。
さて、9月27日(日)午前9時から抜穂祭を執り行います。

抜穂祭抜穂祭

抜穂祭とは収穫のお祭で、5月のお田植祭で植えた稲の収穫をします。
お米は長らく日本人の命をつないできた大切なものですので、田植えと収穫の際にはお祭が行われてきました。
例年は地元のお子さんが早乙女となりご奉仕をいただいておりますが、今年はコロナウイルス感染防止対策として早乙女の奉仕は無くなりました。
来年こそは早乙女奉仕で開催したく、5月のお田植祭から行えることを願っています。

当日は簡易なお祓いの後、はじめは装束を付けた耕作長が少し手作業を行いその後に機械を用いて行います。
収穫されたお米は11月の新嘗祭とお正月にお供えされ、先日行われた例祭にも早めに収穫したお米をお供えしました。
稲わらはお正月のしめ縄に使われます。昔の方は本当に無駄なく稲を利用していたのですね。

※写真は昨年のものです。

抜穂祭otaue-map_2018

9月特別御朱印のお知らせ

9月特別御朱印9月は重陽の節句と例祭がございますので、特別御朱印も今月だけは2種類となります。
重陽の節句は陽の数字で一番大きな9が重なることから、かつては5節句の中でも一番重要視されていました。菊の節句とも言い菊酒など菊を用いて邪気を祓い不老長寿・無病息災を願う信仰です。
例祭は今年は残念ながら祭典のみで手筒花火等の神賑行事は行いません。御朱印には手筒の火難・厄難除けの願いを込めたイラストが描かれています。また「御例祭」は金字で書かれています。
お祭日は例年9月22日の御祭神宗良親王(むねながしんのう)の御命日に行っております。

紙だけのご用意となります。通常の御朱印は帳面にお書き致します。

新史料館開館・8月特別御朱印のお知らせ

新史料館開館8月特別御朱印
梅雨明け間近となり日差しが暑く感じますね。
今年は例年よりも暑いそうですので、こまめな水分補給やエアコンの活用等熱中症には十分お気をつけください。

8月1日午後2時から新史料館・休憩所が開館します。今回は令和4年に井伊谷宮御鎮座150年を迎えるにあたり奉祝事業として新築工事を行いました。
御祭神宗良親王についてマンガを用いてまとめたパネルや、神社の歴史に関する資料等を展示しています。

また創建当初の井戸の復元・神輿の修理も併せて行いました。井戸は板で仮埋めされていたものを展示用に復元し、神輿は新品同様に生まれ変わりました。
全て無料でご覧いただけますのでどうぞお参りの際にはお立ち寄りください。

二階休憩所からの眺めも木の上から眺めているようでなかなか新鮮です。
境内が広くなりましたので正月はなるべく密集を避けられるように、場所を分散する等現在検討中です。
毎年お参りくださる方には、来年はいつもと違う面も出てくると思いますがご理解いただけましたら幸いです。

8月の特別御朱印は夏まいりです。水風船とひまわりの印が押されています。
夏といえば夏祭、露店、浴衣、スイカ、ひまわり等々色々想像されることと思います。お盆など帰省の時期でもあるからでしょうか、どこか懐かしいような雰囲気も併せ持つ季節です。

特別御朱印は紙のみのご用意となります。通常の御朱印は帳面にお書きすることができます。

七夕まつり・特別御朱印のお知らせ

七夕まつり・特別御朱印七夕まつり・特別御朱印今年も折り返し地点を過ぎました。上半期は本当に大変なことが多かったですが、だんだんと新しい生活様式のもとで経済活動も再開されてまいりました。
みなさまにおかれましても、無病息災に過ごされますよう社頭よりお祈り申しあげます。

さて7月は七夕の月です。昨年の様に室内で手ぬぐい展を行うことができず残念ですが、賽銭箱前に竹をたてて短冊飾りを致します。寄せられました願い事は7月7日に神職がご神前へ奏上申し上げます。
少しですが、境内に七夕飾りも出してございますのでどうぞご覧ください。

また7月の特別御朱印もございます。
七夕は天の川にて隔てられた彦星(牽牛、牛飼い)と織姫(織女、織物をする女性)が一年に一度だけ会える日です。元々は織物の上達を願う信仰でしたが、後に諸芸上達、また色々な願い事がされるようになっていきました。
特別御朱印は紙だけのご用意となります。
数は少ないですが七夕の節句絵馬もございます。

七夕まつり・特別御朱印七夕まつり・特別御朱印

夏越の大祓 特別御朱印のお知らせ

夏越の大祓特別御朱印
今年も早くも6月となり、梅雨の季節となりました。
アジサイがきれいな季節ですね。
また6月30日には夏越の大祓(なごしのおおはらえ)を行い、半年分のお祓いを致します。

大祓とは年に二回あり6月と12月の半年ごとに日頃の罪穢れを祓いさり、元の清らかな状態になることで厄災や病気を祓いさります。
6月には茅の輪が作られ、くぐることで無病息災を願います。茅の輪は疫病の流行った時は茅の輪を身に着けることで身を守ることができると言われており、それがだんだんと大きな茅の輪をくぐるようになっていきました。
また人形(ひとがた)という祓の具も用いてお祓いを重ねます。

茅の輪は6月27日に設置致します。
今年は7月12日の15時ころまでは設置してございますので、疫病除け、無病息災を祈り茅の輪くぐりにお越しください。

今年の夏越の大祓は例年通り6月30日15時~行います。
例年一緒に参加している神社の総代さんは、別に16時~行うことで密集を避けて執り行います。
夏越の大祓神事にもどうぞお越しください。

今月の特別御朱印は夏越の大祓の文言に、季節の花アジサイの印が押されています。
持ち帰りの紙のみのご用意となります。

夏越の大祓特別御朱印夏越の大祓特別御朱印

夏越の大祓特別御朱印夏越の大祓特別御朱印

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