ShinkaiToshikazu | 井伊谷宮公式ホームページ

Author: ShinkaiToshikazu (page 1 of 4)

150年大祭・諸行事・9月の御朱印

いよいよ令和4年9月22日には例祭・150年式年大祭を執り行います。
PDFにまとめてございますので、どうぞご覧ください。

>>PDFはこちら<<

9月の諸行事としましては下記の通りとなります。
9月18日11時おいらん道中※紅ばら美容室奉納
・21日~25日18時~20時夜詣で・ライトアップ
※ナイトマルシェ(キッチンカー)・光る御朱印・花みくじ
・21日18時半~若宮太鼓魁鼓/KAIKO-500
・22日19時20分頃~手筒花火
・23日14時~稚児行列・神輿巡幸※修繕した神輿を初めて用います。
・23日18時~奉納書道パフォーマンス浜松学芸高校・永山玳潤・大谷青嵐
・24日18時半~雅楽・舞楽「君が代」「蘭陵王」など
・25日18時半~ドラム・篠笛奉納 梶原徹也(元ブルーハーツドラム)阿部一成(篠笛奏者)

永山玳潤

書道家の永山玳潤

廣田勇介

写真家の廣田勇介

梶原徹也

梶原徹也

阿部一成

阿部一成

9月の毎週金曜日(30日除く)に表参道手水舎にて花手水入れ替え(初めは9月2日設置となります。)
9月一杯風車設置
写真書道展「写真と書で旅する宗良親王・李花集紀行」廣田勇介永山玳潤9月23日まで入場無料

様々な奉納行事等ございますが、こちらでは全てを詳しく説明できかねますので詳細は過去のブログ記事などでご覧いただけましたら幸いです。
近づいてきましたら、Instagram等でも順次ご紹介する予定です。

DSC_7744DSC_7755

さて、9月の御朱印は「重陽の節句」と「例祭」です。
重陽の節句は別名「菊の節句」と言います。
当宮は皇室を祀る皇室所縁の神社ですので、菊が神紋となっております。

菊は延寿の力があると古くから信じられ、「菊酒」や「菊湯」などの風習が受け継がれてきました。
こちらの御朱印は、菊に綿を被せる「菊の着綿」という宮中の習慣をイメージをしました。

これは重陽の前日に菊に綿を被せ、早朝に朝露を含んだ綿を菊より外し、菊の香りと露を含んだ綿で身体を拭えば、菊の薬効により無病になるとされた平安時代の貴族の習慣のことです。

例祭は当宮で毎年9月22日に行っている、一年で一番大きなお祭のことです。
3年ぶりとなる手筒花火の奉納や、御鎮座150年奉祝事業で修繕された御神輿の巡幸を記念して御朱印にしました。

提灯に150と記されており150年の特別な御朱印であると共に、神輿も描かれているので今年はより一層豪華な雰囲気となっております。この他ライトアップの9月21日~25日の期間は150年をお祝いする「光る御朱印」もお出し致します。

和歌の御朱印は今月より変わり、菊紋が描かれています。
足利軍(北朝)の狼藉により奈良の吉野山(南朝の拠点)が焼き払われ、危うく難を逃れられた後村上天皇は、父君である後醍醐天皇が朝廷を開いてより心のよりどころとなっていた山を追われ、心細く打ちひしがれる御心を歌に込めて親王様に送られました。

それに対し親王様はこの歌をお返しになり、後村上天皇を励まし支えられました。
「ふる郷となりにし山は出でぬれど おやのまもりは猶もあるらん」
(たとえ故郷である吉野の山をお離れになったとしても、きっと父君が守り続けてくださることでしょう)

花みくじ花手水2

手筒稚児行列修繕神輿3

hiki_ueari

蘭陵王21660034625574



追記
夜詣で・ライトアップ期間中光る御朱印をお出しします。(21日~25日18時~20時)
百五十年奉祝の字と井伊谷宮を象徴する四つの神紋が、ブラックライトにあてることで光ります。
その他の字は金字で書かれておりますので、いつもとは違う特別な御朱印です。

DSC_8230_R

当宮ではこれまで金字の御朱印は即位に関する時、またお正月の時にのみ用いてきました。
金字+光る御朱印はまさに150年式年大祭時にふさわしく、豪華な仕様となっております。

21日~25日にお出しする特別な花みくじは、日中にもお出し致します。
ドライフラワーですので、直射日光や水に濡らすと痛みが早くなります。
ご自宅に飾る際はお気を付けください。

DSC_8513_R

素敵な花々に悩んでしまわれるかと思いますが、どれも繊細なお花です。
触ったりするとすぐに傷んでしまいますので、極力目でご覧になって決めていただければと思います。

自然物ですのでどれも世界に一本。お花との御縁をいただき、良き想い出とする「想い出 花みくじ」です。

ナイトマルシェ・キッチンカーの出店店舗が決まりました。(21日~25日おおよそ17時~20時)
細かい内容はインスタグラム上で、各店舗ページに飛べるようにリンクを貼っていますのでどうぞご覧ください。

schedule_2209

※22日は餅まきの関係でやや遅くなる可能性があります。
また23日は昼に稚児行列がありますので、可能な店舗には15時~搬入して随時販売を開始していただきます。

※出店一覧画像で一点修正があり、25日にはGLOWGLOW Cafeでなく、長谷川製茶となりました。


お米の収穫感謝のお祭・抜穂祭(ぬきほさい)を10月2日(日)午後1時より神饌田にて行います。
5月に行ったお田植祭と対になるお祭です。
場所は地図をご参照ください。

地元の小学生が早乙女(さおとめ)役を担ってくださいます。
雨天の場合は延期となり、延期日には早乙女の奉仕はなくなります。

今ではあまり見られなくなった日本の原風景を感じられるお祭です。

9~10月抜穂祭otaue-map_2018

8月の特別御朱印と写真・書道展

8月御朱印

8月の御朱印は「夏まいり」と「葉月」です。
夏まいりは昨年静岡新聞さんにもご紹介いただき好評だった、冷たい氷をイメージした御朱印です。
猛暑の中、少しでも涼しい気持ちになれるように透け感のある紙を使用しました。

お帳面に貼る前にお手にとって透かしてご覧いただくと、光を透過しより涼しげに感じられるかと思います。
昨年より少し文字色が変わり、紙自体にもキラキラが入って可愛い雰囲気となりました。

氷は昔神社によっては貯蔵しておく氷室(ひむろ)があり、御祭神へのお供えや朝廷に献上されるなどしていました。
水がお供えされるのですから、氷がお供えされるのもうなづけます。冷凍庫が無い時代においてはとても貴重なもので、大切に扱われてきたことと思います。

かき氷をされている方はご存知かもしれませんが、浜松には舞阪純氷と浜松純氷という大きな二種類の氷があるそうです。
浜松はかき氷屋が多い地域とのことで、良い氷を扱っているからこそかもしれません。私も知らなかったので、地元の人間も意外と知らない良いものというのもたくさんあるのですね。

葉月の御朱印は夏の海辺を描いた貝尽くしの御朱印です。
貝は、貝塚があるくらい古来から日本人になじみのもの。共に描かれている海藻は海松(みる)といいます。浅瀬の岩に生え、その独特の形から古来より文様にとりあげられています。

浜松では蜆塚遺跡が有名ですね。蜆塚遺跡は縄文時代の貝塚で、その頃の生活の痕跡が今に残り地名の由来にもなっていると思うとロマンと言いますか感慨深いものを感じます。蜆塚というと海から遠いイメージですが、昔は水面の高さが違ったようですね。

hiki_uearikaiten

その他、8月~9月の間は風車を史料館に飾り付けます。8月2日に飾り付けを予定しています。
風車が回る際の涼し気な光景とカラカラとこすれ合うその音色に「涼」を見出し、猛暑の暑気祓いとしていただければと思います。

風車は地元の手芸愛好家の方が手作りで作ってくれています。
私も昨年初めて知りましたが、風車は正面からの向かい風をエネルギーとして回転します。
今は色々と向かい風の様なご時世ですが、風車のようにそれに負けず物事がうまく回っていくようにと願っております。

御鎮座150年奉祝の写真・書道展また御鎮座150年奉祝の写真・書道展を8月21日午後から9月23日まで行います。
写真家の廣田勇介さんと書道家の永山玳潤さんに、御祭神の短歌を通してその生涯や秘められた謎に迫る展示会との事です。

廣田さんは山岳写真家であると共に南朝の事をとても愛されており、今回は当宮の展示後に靖国神社さんでも同内容の展示がなされます。
永山さんは有馬記念の題字を書かれたこともあり、今回は御祭神の短歌を書にて表現してくださいます。

この展示会に先立ち、8月21日午後3時~4時までの間井伊谷宮の参集殿大会議室にて廣田さんの講演会を行います。
「芸術の神 宗良親王ー李花集に秘められた願いー」と題し、御祭神がご覧になったであろう光景を実際に現地を訪ね写真におさめ続けた廣田さんならではの気づきを今回お話しくださいます。

事前予約不要で無料でお聞きいただけますので、ご興味のある方はどうぞお越しください。

廣田勇介

写真家の廣田勇介さん

永山玳潤

書道家の永山玳潤さん

7月の特別御朱印・書道展

DSC_2466

今年は早くも梅雨が明けて暑い日が続いています。
お体には十分お気をつけてお過ごしください。疫病除け・長寿信仰の茅の輪は7月10日午後に撤収予定ですので、茅の輪くぐりに来られる方はお気をつけください。

7月の特別御朱印は「七夕まつり」と「夏まいり」です。
七夕は天の川を挟み、向かい合っている織姫(織女星/しょくじょせい)と彦星(牽牛星/けんぎゅうせい)が年に一度相会する、星を祭る年中行事です。
笹竹に色紙や文字を書いた短冊をつけるしきたりは、江戸時代になってからのことといわれています。

DSC_2521DSC_2522

夏まいりはあさがおの御朱印です。
様々な色や形の花で目を楽しませてくれる夏の風物詩・あさがお。
世界的に見てもこれほど形態が多種多様に変化した園芸植物は他になく、そのほとんどの変異は江戸時代に生まれたものだそうです。

また今月より御鎮座150年の御朱印も変わりました。神社の御朱印は色が青色となりました。
1~3月が赤、4~6月が緑、7~9月が青ということになります。
150年の刀剣御朱印には藍色の紙が加わりました。

DSC_2458DSC_1262

また境内では7月一杯てるてるボウズを飾っています。梅雨明けがあまりにも早く、今年は効きすぎてしまったのかもしれませんね(笑)
祈祷控殿では金谷美雲書道教室・金子静風書道教室のみなさまによる150年奉祝書道展を行っております。
七夕は書道上達の信仰でもありますので、皆様の書が益々上達します事をご祈念申し上げます。

DSC_2444DSC_2438

表参道には地元のお子さんが書いてくださった短冊を飾っています。
御参拝の折にはどうぞご覧になっていってください。

DSC_2479DSC_4758

また縁結び大学さんに当宮をご紹介いただきました。
ご興味があります方は、どうぞリンクからご覧ください。

※稚児行列のお知らせ
7月より8月末までお稚児さんの募集を致します。
御鎮座150年奉祝事業で修繕したお神輿と共に稚児装束をまとったお子さんが行列を作り、お子さんに大神様の御加護を授かって健やかな成長を願う神事です。
概要は下記の通りですが、詳細はPDFをご覧ください。
9月23日(祝・金) 13時集合・着替え 14時開始
対象年齢 おおよそ2歳から9歳までのお子様
対象人数 約20名まで
初穂料 金5.000円(参加のお子様1人につき)
締切 8月31日 ※ただし申込多数の場合は期日前に締め切る場合があります。
事前説明会 9月10日(土) 14時 井伊谷宮 社務所
※説明会のご参加が難しい場合はご相談ください。
※お申し込みはPDFをダウンロードの上ご記入いただき、神社にてお申し込みください。神社にも用紙を準備してございます。初穂料は受付時に頂戴いたします。

» 「申込書」のダウンロードはこちら

6月の特別御朱印・花手水・飾りのお知らせ

DSC_8078DSC_8069
いよいよ6月となりましたね。
今月は半年間のお祓いの神事である夏越の大祓・茅の輪くぐりがあります。
6月の特別御朱印は「夏越の大祓」と「蛍・ホタルブクロ」です。

一つ目は知らず知らずのうちに付着した、半年間の罪穢れを祓う祭祀「夏越大祓」の御朱印です。
緑色の大きな輪は茅の輪を表しており、輪の横に立てる竹や儀式で使う形代(かたしろ)を全体にあしらっています。

形代は人形(ひとがた)とも言い、自身の悪いものを人形に移すことでお祓いをします。
紙でできた人の形をしたものと言えば、思い出す方も多いのではないでしょうか。

DSC_8952DSC_1439

年に2回大祓があり、6月末と12月末に半年ごとのお祓いをします。
茅の輪は元々身に着けると疫病を除けると言われ、次第に大きな輪をくぐるようになっていきました。

もう一つの御朱印は、夏の風物詩「蛍」と季節の花「ホタルブクロ」が描かれています。
子供がこの花の中に蛍を入れて遊んだことから、ホタルブクロという名前が付けられたそうです。
淡い蛍の光とホタルブクロの花がよく調和した風流な御朱印ですね。

また今月から御歌御朱印が変わります。
「とにかくに 道ある君が 御世ならば ことしげくとも 誰か惑はむ」

「兎にも角にも日本の中心たる天皇様がおられるのですから、たとえ辛く苦しい状況であっても誰が思い惑うことなどありましょうか」

建徳2年(西暦1371年)、御祭神宗良親王様の御兄弟である懐良親王より、思うに任せない戦況や数々の裏切りに苦しむご心情を訴えられる手紙が届けられ、深く同情と共感を覚えた親王様はこの御歌をお返しになりました。
そのような世だからこそ互いに信念をもって、天皇様から託された務めを果たそうと励まされたのですね。

今月はアジサイの花が続く限り、アジサイの花手水を行います。
9月の例祭の時と比べるとやや簡易な形ですが、参拝の折宜しければどうぞご覧ください。

また境内には手作りのてるてるボウズやアジサイを飾っています。
和傘の飾りが梅雨の時期によく合っていますね。

今月は6月30日午後3時~夏越の大祓を行います。
大祓の後、茅の輪くぐり神事も執り行います。残り半年を恙なくお過ごしになれますように。どうぞ大祓神事にお参りください。

DSC_0158DSC_0120

DSC_0099DSC_0116

5月の特別御朱印・お田植祭

2205_012205_02
いよいよ新緑の季節になりました。例年は5月というと暑い印象がありますが、今年はまだ少し肌寒い日もありますね。

さて、5月の御朱印は「端午の節句」と「皐月(さつき)」です。
端午の節句は境内にも飾っているこいのぼりが描かれています。こいのぼりは端午の節句を象徴するものとして有名ですね。

こいは川登りをして天へ昇り竜となると考えられていました。なぜこいなのかと言うと、こいだけが急流で他の魚が登れなかった竜門(りゅうもん)という難所を超えることができたようです。

お子様が困難に負けず強く立派に育ってほしいという願いが込められているのですね。
ちなみにこれが登竜門の語源と言われています。

端午の節句は別名菖蒲の節句とも言いますが、菖蒲の香りによってお祓いをする習慣があります。菖蒲湯につかるなどとよく言いますね。

皐月の御朱印には晩春から初夏にかけて優雅に房を垂らす「藤の花」と、優美に咲き誇る大輪の花「牡丹(ぼたん)」が描かれます。非常に品のいいきれいな御朱印ですね。

藤の花は5月に京都で行われる勅祭(ちょくさい)葵祭(賀茂祭とも)の牛車にも飾られる花で例年5月頃に咲くようですが、今年は早くてもう季節が過ぎてしまった様ですね。

藤は垂れ下がって咲く様子がとても優雅な花です。
牡丹はゆっくりと散るころに春が行き、新しい季節がやってくるそうです。
牡丹の赤と藤の淡い紫のコントラストがいいですね。

2205_032205_04
5月3日より5日までは無料甲冑体験を行います。
写真とは違い今年は縮小して兜と剣のみ着けられる形ですが、地元の方が作ってくださったもので皆様にお楽しみいただけることは大変うれしいです。
どうぞ大切にご利用いただければと思います。

GW期間中は全日ではないですが手作り市など出店してくださる方がおり、季節のお菓子「柏餅」など作ってくださるそうです。
柏は新しい芽が出るまでは古い葉が落ちず、子孫繁栄の縁起物とされます。

5月5日までとなった硯銘品展・拓本展と共にどうぞご覧になっていってください。

2205_052205_06
また5月一杯境内にはこいのぼり・地元の長山剛士さんが作られた手作り甲冑・五月人形などを飾っています。その他史料館の壁沿いには紙製のこいのぼりも飾っています。
無料甲冑体験の甲冑も長山さんが作られたものです。

今年のお田植祭は5月29日(日)午後1時半を予定しています。
地元の小学生が早乙女となりご奉仕くださいます。強い雨によって延期となる場合は早乙女の奉仕はなくなります。

近づきましたら決行かどうかはブログやHPなどでお知らせ致します。
2205_072205_08

抜穂祭5月29日の御田植祭は斎行いたします。
場所は地図をご参照ください。

4月の特別御朱印・150年奉祝硯展・拓本展

DSC_1374DSC_0953
令和4年も早4月となり、新入生、新学期、入退職などみなさんそれぞれの新生活でお忙しい方も多いことと思います。
よいスタートが切れますように、お祈り申し上げております。

さて、4月の特別御朱印は「鎮花祭(ちんかさい)」と「得鳥羽月(えとりはのつき、とことばのつき)」です。

昔は4月頃春の花が散るたびに疫病が分散して流行病を引き起こすと考えられており、それを鎮めるために行われる伝統祭祀が「鎮花祭」です。
舞い散る桜の花びらが可憐で、しめ縄も描かれています。春にふさわしい御朱印ですね。

「得鳥羽月」とは四月の異名の一種です。
小鳥の羽が生え変わる季節という意味があります。
和の雰囲気で雲と共に描かれてる鳥は「ひばり」で、万葉集や俳句にも春の風物詩として数多く詠われている象徴的な鳥です。

ひばりは春を告げる鳥としても知られます。
昨年とは色が変わり、雰囲気もまたがらっと変わりましたね。

この他に、150年奉祝の井伊谷宮の御朱印も色が変わります。
金地の紙は変わりませんがデザインの色が3か月ごとに変わることとなっており、4月~6月は緑色となります。
検討の段階で様々色を出したのですが、どれも良くて選べなかったためこのような形となりました。

150年奉祝の刀剣御朱印は6月から紙の色が変わります。
こちらは現在は紅色、後半は紺色の組み合わせとなっています。

御鎮座150年奉祝の硯展・拓本展を大谷青嵐先生・書楽会の協力の下、祈祷控殿にて行っています。
150年にちなみ150面の様々な硯を無料でご覧いただけます。また展示していない硯も拓本をとって、その柄が楽しめるようになっております。

拓本には様々な字も書かれていますが、こちらは書き手が自由に言葉を選んでいます。
どうぞ書かれているも言葉にも注目してご覧いただければと思います。

また鳴らすと幸福を呼ぶという金鳴石(きんめいせき)でできた硯もございます。
こちらは実際に鳴らしていただけますので、どうぞご鑑賞の折には甲高い良い音を鳴らしてみてください。

4月より順次境内にこいのぼりや牛乳パック製の手作り甲冑(今年は休憩所2階)を飾ります。
史料館の壁沿い飾りは少し完成までお時間がかかりそうですが、その他の飾りは既におおよそ飾り付けています。
5月3日~5日には甲冑を着ることが出来る甲冑体験も予定していますので、詳しくは近づきましたらブログやSNSなどでお知らせ致します。
(状況により中止・縮小の可能性有)

DSC_0890DSC_4353

DSC_4590koinobori2

おひなまつり・3月の御朱印

12hitoehina-ema_2022

いよいよ3月となり、桃の節句ひな祭の月となりました。
井伊谷宮では3月6日(日)に「おひなまつり」として、十二単の無料着付け拝観と流しひな神事を執り行います。

午前10時半から参集殿大会議室にて、ひな人形の女雛の衣装である十二単を実際に着つける様子をご覧いただきます。換気をして行う予定ですので、暖かい恰好でお出かけください。
十二単は平安時代に完成された装束ですが、現在の皇室の神事にも使われる生きた日本の伝統文化です。

多くの方に楽しんでいただければとの思いで行っておりますので、どなた様でもご自由にご覧いただけます。簡単な解説もありますので、どうぞお楽しみください。

続いて午前11時半から流しひな神事を行います。(11時20分に神社発で徒歩で川まで移動)
神社横の神宮寺川にてお祓いの後、自身の厄を移した流しひな絵馬を流すことで除災招福(じょさいしょうふく※災いを除いて福を招く)を願う神事です。

絵馬をお持ちの方はどなた様でもご参加いただけます。(初穂料500円)
また今年絵馬を受けられて流される方は、当日少しですが桃の花をお渡しする予定です。
桃はお祓いの力があるとされる植物ですので、ご自宅にどうぞお飾りください。

また境内にはひな人形、つるし雛、まゆ玉、つるしまゆ玉も飾っています。
手芸の品も飾っていますので、ひなまつりの雰囲気を楽しんでいただければと思います。

DSC_8667DSC_8683
3月の御朱印は「ひなまつり」と「やよい」です。
「ひなまつり」は貝雛を中心に男雛と女雛を結ぶ紐と、桃の花を添えています。

貝雛の土台となっているはまぐり貝は、対となる貝殻としか組み合わせることができないので、桃の節句に食べると「良縁」を招くとされます。ひな祭というとはまぐりのお吸い物が有名ですね。

「やよい」の御朱印は「春の訪れ」を告げる様々な生き物を和の雰囲気であしらった、暖かさの兆しを感じる御朱印です。

全て井伊谷宮でも見る事ができ、これらを見ると毎年「春がきたな。」と感じることができます。
3月は二十四節気(にじゅうしせっき)で啓蟄(けいちつ)と言われ、芽吹きや成長の季節です。私たちも心なしか前向きな気持ちになれる気がしますね。

また先月までで季節の御朱印は春夏秋冬終わりましたので、3月からは御歌御朱印(おうたごしゅいん)をお出し致します。

一般的に歴代天皇や今上陛下の和歌を「御製(ぎょせい)」、皇后陛下の和歌を「御歌(みうた)」、その他の皇族の場合は「御歌(おうた)」と呼び分けます。
当宮御祭神宗良親王は後醍醐天皇の皇子であられました。そのような御祭神の詠まれた和歌をモチーフにしたのが「御歌御朱印(おうたごしゅいん)」です。

本年は当宮御鎮座150年であることにちなみ、親王様の御心情が特に強くあらわされているであろう御歌を選び、御朱印を通して紹介してまいります。
「君がため世のためなにかをしからむ すてて甲斐ある命なりせば」
「主上(天皇)のため正しい世のためならば何を惜しむことがあろうか。そのためにこそ甲斐のある命なのだから。」

南北朝に分かれて争った南北朝時代。正平元年(1352)いよいよ足利尊氏の軍勢と相まみえた際に詠まれたのがこの歌で、親王様の励ましに南朝方の兵は大いに奮い立たったと伝わります。

井伊谷宮には皇室の菊紋、御祭神が愛したスモモの紋、御祭神を当地でお支えし神社の創建にも尽力した井伊家の丸橘紋と井筒紋がございます。
一年を通して4種の紋が描かれ、3か月ごとに紋と御歌が変わります。

これから河津桜や寒緋桜、馬酔木、椿、ソメイヨシノ、大島桜、スモモ、枝垂れ桜などなどたくさんの植物が花開いてまいります。
お参りの際にはそうした春の伊吹も感じていただければ幸いです。

DSC_7376DSC_8628

2月の特別御朱印・節分・3月「おひなまつり」

境内の梅も段々と花が開き始め、春の訪れを間近に感じます。
2月は境内の梅の花もかなりきれいですので、お参りの際にはどうぞご覧ください。

DSC_7185DSC_7121

2月の特別御朱印は「立春大吉※りっしゅんだいきち」と「節分追儺※せつぶんついな」です。
どちらも節分に関する言葉ですが、節分の翌日は立春で旧暦で言う正月にあたります。
そのため新年前の節分の日に鬼やらいや厄除・八方除などのお祓いをするのですね。

立春大吉は今年の干支の寅が描かれており、竹とトラというよく用いられる取り合わせとなっています。トラがなんとも可愛らしいです。

新年を寿ぐ縁起のいい言葉ですので、みなさんにとって今年がいい年となりますようにとの願いも込められております。

追儺とは鬼を追い払うことをいいます。かつて宮中で鬼祓いの儀式を行っていた方相氏を題材としています。
四ツ目の面で人の目に見えない鬼を見つけ、矛と盾で追い払います。

昨年の物を少し修正し、紙の色も変えてお出しします。個人的には寒色になったので、より力強く悪いものをお祓いできるような印象になったことと思います。

その他今年が当宮の御鎮座150年に当たりますので、記念した神社の御朱印、刀剣の御朱印、御朱印帳もお出ししています。

今年の節分はコロナウイルスの関係で皆さんが拾えるような豆まきは行いません。
神社関係者で節分祭を斎行し、弓矢を用いたお祓いや小規模の豆まきを行い皆様が恙なくお過ごしになれます様お祈りいたします。

厄除・八方除などのご祈祷は通常通り毎日行っております。1件3000円のご祈祷料です。お札を郵送することもできます。
また神社に来られない方は現金書留で受け付けることもできます。

hinamatsiri_2022nagashihina_2022

hina-ema_2022hinaningyo_2022

3月6日(日)には「おひなまつり」を斎行予定です。※コロナウイルスの関係で中止となる場合もあります。近づきましたら再度更新いたします。

おひなさまの衣装である十二単を着る様子を無料でご覧いただけたり、流しひな神事というお祓いの儀式を行います。

流しひなに使う「流しひな絵馬」は2月より社頭にお出しします。当日までご自宅に飾って厄をお移し下さい。当日に受けられてそのまま流すこともできます。
絵馬ですので裏には願い事をお書きください。

おひなさまの飾りとして、まゆ玉も2月からお出し致します。

3月6日(日)
午前10時半~ 十二単無料拝観
午前11時10分~ 記念写真 絵馬準備 休憩等
午前11時半~ 流しひな神事

DSC_3510DSC_5052

DSC_6331DSC_6345

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

令和4年は井伊谷宮にとって、御鎮座150年となる特別な年です。
明治5年にこの井伊谷の地に御鎮座してから、多くの方に支えられて守られてきたことを大変ありがたく思っております。
これからの井伊谷宮もどうぞよろしくお願い致します。

なお今年は奉祝事業として様々取り組んでいく所存ですので、その都度お知らせ致します。

さて新年一番祈祷を1日午前1時~執り行います。
新年一番祈祷では事前申し込みをされた方と直接来られた方のご祈祷を行います。その後新年祈祷を午前3時まで受付けて一旦休止し、午前7時から再度祈祷を受け付けます。

午前3時~午前7時までの間は祈祷受付を一時休止しますのでお気を付けください。
なおその間の時間も、お札の郵送でしたら受け付けることができます。

新年祈祷に来られた方も少し混んでるなと感じた場合は、お札を郵送することができますのでご検討ください。
換気などの関係で控室や祈祷をする拝殿が寒いかと思いますので、温かい恰好でお参りいただければと思います。

また昨年同様各種の対策を講じてまいりますが、みなさまにおかれましても御参拝の際にはマスクを着用していただきますようお願い申し上げます。

新年にあたり厄を割る厄割石や、昨年4月からお出ししている遠州弁で運勢が書かれたうなぎみくじなどもございます。
特にうなぎみくじは遠州弁文化が無くなってしまわないようにとの思いもあり作ったもので、遠州弁の単語などものっているのでご友人やお子様などと話題にしていただければ幸いです。

お守ではお正月期間のみお出ししている大きな福のお守もございます。
こちらはお守といえども持ち歩けないので、お札のように置いておくことになるかと思います。

朱印は1月1日~5日までの間は風涼殿(休憩所1階)にて受け付けております。
一部の時間は祈祷控殿に移ることもありますが、その際は掲示をしておきますのでご確認ください。

1月は特別御朱印が「初詣」となります。
嵯峨天皇の御代に疫病が流行った際の故事にならい、退散を願って紺紙に金字で宮司が一枚一枚書いております。

1月特別御朱印1月特別御朱印

また以前もお伝えしましたが150年記念特別仕様の井伊谷宮の御朱印、刀剣御朱印、特別御朱印帳もございます。
150年記念の井伊谷宮の御朱印は皇室所縁の神明造の御屋根に日の丸が描かれ、金の紙ともあいまって特別な御朱印となっております。

刀剣御朱印は井伊谷宮創建に尽力した井伊家が奉納した刀剣、「太刀銘国綱(重要文化財)」の御朱印です。

特別御朱印帳は大変ご好評をいただいており、追加をしておりますがもし間に合わずに無くなってしまった場合は少しの間お待ちいただければと思います。

1月特別御朱印1月特別御朱印

新年縁起物早期授与開始・地の神様・特別御朱印のお知らせ

今年も様々な形で初詣が行えるように縁起物の早期授与を12月11日(土)から開始します。また新年の郵送祈祷の受付を社頭でも受け付けます。

「縁起物のみ早期に準備し落ち着いてから初詣をする」、「ご祈祷は郵送で送ってもらい社殿(室内)には入らず初詣をする」など各御家庭に合った初詣の仕方をご検討ください。

地の神様地の神様

12月15日は地の神様のお祭日ですね。地の神様は家と土地をお守りくださる神様です。
15日までに、もしくは当日にご祈祷をされてお札を新しくされる方も多いことと思います。
ご祈祷は毎日事前予約なしで、午前9時~午後4時半まで受付で承っております。

ご祈祷料は一件3000円です。お社は木製屋根で5000円の初穂料となっています。両方ご希望の方は8000円の初穂料となります。
※当宮では昨今の環境問題等を考慮して木製屋根と致しました。
トタン屋根をご希望の方はホームセンターなどで購入の上ご持参いただければ、お札と一緒にお祓い致します。

12月特別御朱印12月特別御朱印

来月の特別御朱印は「春待月」と「一陽来復」です。
「春待月(はるまちづき)」は12月の異名です。
厳しい冬の中でも来るべき春を思う、どこか希望を感じさせる言葉ですね。まさしく今の時世を表しているようです。

雪は古くから豊作の前兆として喜ばれてきたばかりでなく、後にその結晶は純潔な美の象徴とされました。
江戸時代に顕微鏡を使って観察された雪の結晶(雪華)をまとめた本が出版されると、結晶を図案化した「雪模様」は庶民に至るまで広く親しまれるようになります。

またうさぎは月の使いともいわれ、「ツキを呼ぶ」縁起の良い動物とされたり、跳ね回るその姿から「跳躍・飛躍」を意味する縁起物と考えられています。雪原に溶け込む白うさぎには、冬らしさを感じられる方も多いことと思います。うさぎはとてもかわいらしいですね。

「春待月」は春を望む希望に加え、美とかわいさをも兼ね備えた品のある御朱印となりました。

「一陽来復」は昨年の金の御朱印からデザインを一新しました。
この言葉は冬至(一年で最も日照時間が短くなる日)を境に日が延びていくことから、段々と物事が良くなっていくことを表します。

困難な状況の中暖かな春を待つ、こちらも今のコロナの時代にふさわしい言葉ではないかと思います。
また縁には赤い実が可愛らしい南天(なんてん)が描かれています。

南天はその読みから難を転じる植物として神社にも多く自生しています。
当宮でも難転厄割石のある庭に多くの南天が実をつけかわいらしい様が伺えます。ご存知でなかった方はぜひ見てみてください。

年末を迎えるにあたり難を転じて、来年が良い年でありますようにとの願いを込めた御朱印です。

また12月から昨年10月からお出ししていた刀剣の御朱印のデザインが変わります。
元々は完全に入れ替える予定だったのですが、たまたま従来のデザインのものが近々発売のメディアでご紹介いただくこととなり、しばらくの間は新旧並行してお出ししていく予定です。

12月特別御朱印12月特別御朱印

刀剣の御朱印とは、当宮の重要文化財の「太刀銘国綱」という粟田口国綱作刀の刀剣御朱印です。
刀は古くから信仰の対象とされてきておりますので、まだまだ多くはありませんが全国には刀剣の御朱印をお出ししている神社がございます。

こちらは彦根藩の井伊家が奉納したものと記録が残っております。井伊家は井伊谷宮の創建の際に、明治天皇の命を受けて中心的な役割を果たしました。

井伊家がまだ井伊谷を拠点としていた頃当宮御祭神の宗良親王をお支えし、井伊家の姫君が宗良親王と結婚するなど深い縁を築かれました。
その御縁に感謝し刀剣の奉納がなされたようです。

来年令和4年はちょうど当宮の御鎮座150年の年となりますので、特別な仕様となっています。一年の前期と後期で色合いが変わります。前期はこちらの紅色となります。

新しい刀剣御朱印は一枚一枚手作業で刀剣の形を銀色でかたどっています。丹精込めて奉製しておりますので、印刷とは違う風合いを感じていただければ幸いです。
なおまだ準備中ですが来年の1月からは御鎮座150年の御朱印をお出ししますので、形になりましたらお知らせ致します。

さらに来月12月~2月までは季節の御朱印が冬となり、これで春夏秋冬がそろうこととなります。
歌は「冬の霜によって秋の植物が枯れてしまって辛いことだ。せめてその跡を美しい雪で覆っておくれ。」という意味です。ここでも雪が一つのテーマになっていますね。

Older posts