8月特別御朱印いよいよ夏も盛りの8月を迎えます。
今年も暑い日が続いていますので、水分補給や睡眠には十分気を付けて乗り切りたいものですね。

8月の御朱印は「夏まいり」と「雁来月(がんらいげつ、かりきづき)」です。
夏まいりは氷が描かれています。
使っている紙も少し透けていますので、夏らしい涼し気な印象です。

氷は昔は大変貴重なものでしたので、大きな神社では氷室(ひむろ)という氷を保管しておく場所を持つところもありました。みなさんにとっても酷暑を乗り切るために、かき氷を毎年食べるという方も多いのではないでしょうか。

もう一つは雁来月です。
旧暦の8月は雁が渡り鳥として日本に来ることからこの名称で呼ばれていたそうです。
雁は手紙を運ぶ鳥とも知られていて、かつて中国の偉い方が捕まった際に雁の足に手紙を括り付けて飛ばしたという故事にならってそのように考えられていたようです。
闇夜の雲の中を満月に照らされながら飛んでいる姿が描かれています。字が書かれている部分が月です。
どちらの御朱印もこの時期にあったものとなっています。

また8月は準備ができ次第、風車を境内に飾ります。風でくるくると回る姿に涼を感じていただければ幸いです。
DSC_6195DSC_6192

なおブログではお伝えしておりますが、今年の例祭奉納手筒花火はコロナウイルスの状況を鑑み中止となりました。
来年井伊谷宮は創建150年の節目となりますので、来年こそは斎行できればと願っております。
手筒花火