4月となり新生活の季節となりました。コロナも含めて色々と大変な時期ではございますが、体調に気を付けながらがんばってまいりましょう。

さて4月の御朱印は和の趣のものが二種類です。一つは「鎮花祭」。「ちんかさい」「はなしずめのまつり」とも言われます。
昔は花が散る時期に疫病も一緒に広まって流行すると考えられており、それを鎮めるためのお祭です。
桜と舞う花びらも描かれていて、春にふさわしい御朱印ですね。

もう一つは「得鳥羽月」。こちらは「えとりはのつき」「とことばのつき」など色々な読み方があるようです。この時期に小鳥の羽が生え変わることから4月の異名とのことです。
和の雰囲気を持つ淡い色彩で描かれるのはヒバリです。ヒバリは春を告げる鳥として知られます。どんな鳥か知らなくても、鳴き声はきっと聞いたことがあると思います。

波が続く紋様は「青海波※せいがいは」といい、波の様な穏やかな時が末永く続くようにとの意味のある縁起のいい紋です。
青海波は雅楽の曲名にもあるほど、古くからある紋様です。

4月特別御朱印4月特別御朱印