「いのめ守り」について

いのめ守り
秋葉山本宮秋葉神社さん、小國神社さん、五社神社・諏訪神社さん、当宮の遠江の四社を巡拝して完成させる「いのめ守り」についてご紹介します。

「いのめ」とは「猪の目」と書きます。文字通り猪の目の形を表し一見するとハート型に見えますが、実は日本の古来からの形で魔除けの意味合いがあるとされます。
神社の飾り金具にも多く用いられる、聖なる印の一つです。

このお守りは台座に遠江に鎮座する四社の「いのめ守り」をはめ込む形となっており、参拝者ご自身の手で完成させていだだくお守りとなっています。

この四社はかつて神職の学校が置かれ、遠江地方の拠点となっていた神社です。
現在でも普段より例祭に参列するなど交流がございます。

明治時代に広く神道を広めたとされる四社。
それから百五十年の節目を迎えるにあたり、改めて四社で協力して取り組めないかと今回の企画は立ち上がりました。

いのめには各社のモチーフとなる絵柄が描かれています。
東西南北の鎮座地に即した社名が台座に記されていますので、そちらにはめてください。

お守りは神様の御分霊(ごぶんれい)であり、お持ちいただくことで神様と常に共にありお守りいただくことを意味します。
遠江の四社各社でお祈りして大神様との御縁を結び、その御分霊をいただいて自分だけのお守りとしてお持ちください。

神社はその社殿のみならず、境内地も古くから聖地とされてきました。
東西南北の聖地を巡って空気感を肌で感じ、その御力をいただき、みなさま自身の手で「開運招福・福徳円満」のいのめ守りをお作りいただければ幸いです。

この巡拝を通して、多くの方に地域の神社を知っていただく一助となればうれしく思います。
いのめ守りいのめ守り

お田植え祭見学の皆様にお願い

5月26日、午後1時30分よりお田植え祭を行います。
祭典見学の方にお願いですが、早乙女の顔の映る撮影やSNSなどへの投稿はご遠慮ください。
また、お祭り中や終了後の写真撮影のポーズの依頼もご遠慮くださいますようお願いいたします。

皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

井伊谷宮

井伊谷宮について

宗良(むねなが)親王御祭神「宗良親王」は、後醍醐天皇第四王子(宮内庁調べ)であらせられ、今より約650余年、動乱の南北朝時代に一品中務卿(いっぽんなかつかさきょう)征東将軍として、この地を本拠に50余年の間、吉野朝方のためにご活躍になられました。

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ご祈祷

ご祈祷井伊谷宮ではご祈祷を毎日奉仕致しております。
御祈祷のご予約は承っておりませんので、当日お越しいただきまして受付へお申し出ください。受付は午前9時から午後4時半までとなっております。
祈祷控殿は冷暖房完備で、お子様のおむつ替えができる台がございます。
また車のお祓をご希望の方は第二駐車場を奥へと進んでいただきますとご本殿の横に車祓所がございますので、そちらにお停めいただいてから受付にお越しください。
第二駐車場は新宮という中華料理屋の前を入ったところです。車祓所はさらにその奥にございます。
その他ご不明な点がございましたら、お電話にてお問合せください。(053-542-0355)

» ご祈祷について詳しくはこちら
» 「御祈祷のご案内」チラシのダンロードはこちら(PDF:667KB)

奉祝の御朱印帳

井伊谷宮では令和4年に御鎮座150年の佳節を迎えるにあたり、奉祝の御朱印帳を奉製いたしました。種類は2種類ございます。

まず一つ目は赤色を基調とした当宮御祭神「宗良親王」が描かれた御朱印帳です。
朝廷が二つに分かれた南北朝時代。南朝方の柱として活躍されながら当時の歌の名門二条家の母を持つという出自もあり、宗良親王は歌人としても世に知られていました。

御朱印帳にはこのような歌が記されています。
「君が代を 絶えせず照らせ 五十鈴川(いすずがわ) 吾(われ)は水屑(みくず)と 沈み果つとも」
大きな戦を前に、自身や味方を鼓舞するために詠まれた歌です。宗良親王はどちらかといえば文化人の素養が強く、兄の護良親王のように武芸はあまり得意でなかったと言われます。

ですが時代の流れの中で、後醍醐天皇の皇子というご自身のお立場から戦の中に身を置きます。この歌は宗良親王の詠まれた歌の中で際立って勇ましい歌であり、いかに強い思いがあったかが伺えます。

みなさまも色々な社会の中で、また様々なお立場で悪戦苦闘することもあることと思います。
そんな方々の背中を押してくださる御祭神が描かれています。
また青海波の紋様が描かれており、穏やかな世と幸せが永遠に続くようにとの願いが込められています。

もう一つは青色を基調として御祭神の愛した花「スモモ」が描かれています。流水紋と青色でしまった下地に、スモモの白色が映えてとても格調高く感じます。

記されている紋は李花紋(りかもん)といい、李花とはスモモの花を表します。
裏側には同じ「君が代を」の歌が記されています。

現在社頭に出してございますので、どうぞご覧になってみてください。
どちらも男女共にお持ちいただけるデザインとなっています。

奉祝の御朱印帳御祭神の愛した花「スモモ」

新設休憩所の名前が決定いたしました

令和4年の御鎮座150年奉祝事業の一環で新設した無料史料館と休憩所ですが、昨年9月より休憩所部分につき名称を公募しておりました。
この度各賞が決まり、名称が決定いたしましたのでご報告させていただきます。

●宮司賞
「井の国 風涼殿(ふうりょうでん)」※採用名称
●職員賞
「天の身休め所(あまのみやすめどころ)」
「憩いの塔」
「水香舎(すいこうしゃ)」
「井伊谷テラス」

たくさんのご応募ありがとうございました。
皆様に名称をお考えいただいたこの休憩所が、心穏やかにお過ごしいただける空間となりますことを願っております。

史料館前の桜も季節には大変きれいな花をつけます。風涼殿二階から見下ろす桜もよいものです。
地元の天竜スギを用いたこちらの建物で、自然と一体となり風を感じながらどうぞご休憩ください。

なお、残念ながら選ばれなかった名称にも面白いものやいいものがたくさんありましたので、一部抜粋してしばらくの間風涼殿一階に紙をお出し致します。

井の国 風涼殿新史料館
新史料館新史料館

新型コロナウイルス感染症の対策について

新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い、以下の対応をいたします。

・ご社頭では通常通りお参りができます。祈祷やお守り授与も通常通りです。
・社殿や祈祷控殿では、窓等を開け換気をしております。
・参拝の際には、マスクの着用をお願いします。又、当分の間、鈴緒を取り外します。 手水舎も柄杓も撤去し流水で手をお清め頂きます。
・ご祈祷時は皆様で触れることになるタスキ、玉串を用いず行います。玉串拝礼の代わりに全員での拝礼と致します。
・神主もマスクを着用してご祈祷をご奉仕致します。

一日も早い感染拡大の収束と皆様の御健勝を衷心より祈念申し上げます。

郵送祈祷、郵送授与品の受付について

新型コロナウイルスの影響を受け外出を自粛する中、ご祈祷を受けたくとも受けられない方もおられることと思います。
これからの見通しもなかなか立たない状況ですので、遠方にお住いの方、入院中の方等も含めご祈祷を受けに来られない方のため井伊谷宮では特別に郵送祈祷、郵送授与品の受け付けを行います。

» 「郵送祈祷」の詳細はこちら

» 「郵送授与品」の詳細はこちら


遠州弁うなぎみくじ

地元浜松に根差したおみくじとして、おみくじの内容が遠州弁で書かれている遠州弁うなぎみくじをお出ししております。遠州弁語録として単語も一緒にご紹介していますので、ぜひ日常生活でも使ってみてください。
うなぎは「うなぎ昇り」の縁起物。またうなぎは様々な栄養価が高い事でも知られます。そうしたうなぎの効能に合わせた全五色のお守のうち一体も入っております。
幸福・勝利の縁起物しゃもじを使って、うなぎの桶からすくっておとりください。
※取材・メディア紹介
中日新聞、静岡新聞、浜松経済新聞、東愛知新聞
SBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」、FMHaro「&U」、浜松ケーブルテレビ
遠州弁うなぎみくじ遠州弁うなぎみくじ

インフォメーション

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5月のお知らせ

●5月の御朱印についてお知らせします。
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今月より花博をお祝いする「花重ね御朱印」の第二弾ガーデンパーク仕様をお出し致します。

透明なクリア御朱印でガーデンパークの代表花としてネモフィラ、ヒマワリ、コスモスの花三種があしらわれており、すでに頒布をしているフラワーパークの御朱印(桜、藤、薔薇)と重ねると満開となります。

現在第一弾も残りがございますので、無くなるまではお出し致します。

5月の特別御朱印は下記の二種類です。
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端午の節句<こいのぼり>
五節句のうちのひとつ「端午の節句」にちなんだ御朱印です。 男の子の成長を祝って飾られる鯉のぼりには、健やかな成長を願う意味が込められています。

初夏まいり<皐月>
花の季節が過ぎ、若葉の季節となりました。
さわやかな初夏の風物詩「燕」「柳」「菖蒲」「若楓」をあしらった御朱印です。

●5月3~5日(10時~15時)には「たんごまつり」として甲冑体験を行います。
甲冑体験最終足軽甲冑体験

甲冑横DSC_7580

※15時~16時半までの時間も陣羽織は着用可

地元の方が手作りで作られた甲冑(簡易な物のみで展示甲冑は着られません)や武具を、この3日間に限りご自由に身に着けお写真をお撮りいただけます。
※この3日間以外にも、5月末まで陣羽織のみは羽織ることができます。

甲冑はお子さんのみですが、陣羽織は大人の方も羽織ることができますのでご家族でお楽しみいただけます。
刀、ヤリ、ナギナタ、軍配、采配、旗指物等色々とありますので、どうぞご覧ください。
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なお今年は特別に徳川家康の金の甲冑の兜を被ることができます。
被る専用の兜を製作くださいましたので、井伊直政のU字兜と共に被ることができます。

このほか境内には花手水を飾ったり、5月3~5日(晴天時10時~15時予定)には表参道階段に五月人形飾りも行います。
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境内にはこいのぼりを飾っており、今年は地域の方が神社すぐ隣の神宮寺川に「こいのぼりの川渡し」をしてくださいました。
50匹程が泳いでいますので、こちらもぜひご覧ください。駐車場からも降りていけますし、歩道に出て北側へ行くとすぐございます。
こいのぼり1

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5月3日には細江凧の会の皆様が凧の展示をしてくださいます。(祈祷控殿)
また5月4日10時半~は簡単な解説を交えながら鉄製甲冑の着装披露をしてくださいます。およそ18㎏にもなるそうで、ぜひその重厚感を味わっていただければと思います。(観覧自由 祈祷控殿予定)

また期間中のキッチンカー等の出店ですが、なかなかGWの時期には難しいようで下記のように予定しています。
3日 4店
4日 1店+パン(個人の方ですので昼頃になるかもしれません)
5日 出店なし

その他こいのぼりと緑色の毛氈の募集は継続して行っていますので、授与所までお持ちください。
※こいのぼりは破れているもの、ひどく汚れているものはお受けできませんのでご承知おきください。
5月の予定 最終

2024年5月01日掲載 *大切なお知らせ

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